盗まれた

漫才風で展開してみました。(^^ゞ

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「はい、どーも、アンタッチャブルです」〔笑〕
「おい、アンタッチャブルて。もう、コンビとしてあるやないか」

「今、めっちゃ、売れてますやろ。せやから、あやかろと思いまして」〔笑〕
「あやかろちゃうわ、それパクリや」〔笑〕

「えー、気を取り直して。そろそろ卒業シーズンですわ」
「そやね」

「大学生の方なんか、会社入る前に、卒業旅行、いかはりますやろ」
「やっぱり学生最後の思い出ですからね。君なんか、どこいったん」

「やっぱりヨーロッパ、僕はフランスを中心に周った」
「フランス? 君なんか腐乱Sが似合うわ」〔笑〕

「人の事、ゾンビみたい言わんといて」〔笑〕

「ほなら、君、どっか行ったんかい」
「僕はタイ、バンコクや」

「あー、バンコクね。これは僕も知ってます」
「知ってるて、行ったん?」

「あのテレビで。なんやったかいな。猿岩石さんが出演しとったやつね」
「いや、ホンマ。これで若い人の東南アジア旅行は一気に人気出ましたからね」

「同級生の女の子なんかにも人気で、キャーキャー言っとったわ」
「どっちのひと?」

「片一方の人やね」
「片一方に決まってるやないか。あの人らコンビ、コンビ。二人しかいない」〔笑〕

「旅行行く人も多くなって、トラブルも増えてるそうですね」
「これは、困りますー」

「よくあるのが盗難ね」
「あー、やられたわ。これは。一生の不覚」

「君、盗まれたんか、何を?」
「パスポートや」

「そら大変やね。一体どういう状況で」
「話せば長い事ながら」

「ほな、端折って」〔笑〕
「そない言いなんな。まあまあ、普通に土産物買お、
思てウィークエンドマーケット、行ったがな」

「市場行った、はい、盗られた」〔笑〕
「早っ!。なわけないやろ」〔笑〕

「そんで」
「こまごました物買うから、いつもは腹の中、しまっとる財布、貴重品袋ね」

「結構、慎重やね」
「当たり前やがな。基本、基本。どこ行くにもこないせんと」

「で、今回は違った?」
「油断やね、油断。いちいち出し入れ面倒やろ。せやから、
バックパックのポケットに入れといた訳。ちゃんとチャックで閉まるしね。」

「面倒がると、これやがな、ほんで?」
「風鈴とか、色々な音がしてるお店に入って、品定めや。さあ、これ買お、
支払いしよ、と財布だそとして、見たら、チャック開いとるがな」

「財布無しかいな。最初から目、付けられたんとちゃう」
「かもしれへんね。財布をバックパックに入れた、通路挟んで
隣の店に移動した、品定めした、盗まれた。この間5分もなかったし」

「あっと言う間やね」
「ほんま、全然気付かなんだわ。周り音してたからちょっと分からんし。
あれやっぱ、プロのスリちゃう。店もグルかもしれへんわ」

「頭抱えてまうわ」
「そんで、何はともあれ、管理事務所みたいなトコ、いったんよ。
したら、他にも同じ被害の人が二組もいはって、びっくりしたわ。

綺麗な女の子連れてはる人やって。それがまたミニのスカートで」〔笑〕

「話が逸れとる、逸れとる。こんな時チェックせんでもええ。〔笑〕
いずれにしても、そんだけ被害あるわけや」
「警察も見回ってるらしけど、埒あかんらしい」

「そんで、どないしたん」
「100%スリで出てこないとは思うけど、一応、落とし物として出てくるかも
知れへんやろ。せやから、用紙に住所、氏名、年齢、職業、
好きな女の子のタイプ、書いてやね」〔笑〕

「な訳ないやん、好きな女の子て」
「まあまあ、気が動転しとるさかい」〔笑〕


「んな、アホな」

「どうもありがとうございましたー」(拍手)
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関西ネイティブでないので、御容赦を(^^ゞ

© 渡辺 田中 24
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